青春18きっぷでの日本縦断旅行5日目。
今日はこの旅の中間地点で、前半のゴール地点でもある東京を目指します。
今日は時間的にも多少余裕があるので、始めて降りるところを色々見てまわりたいと思います。
名古屋駅 07:30 〜 弁天島駅 09:02(東海道線)
今日のスタート地点はここ。
昨日は、遅くて名古屋名物を食べられなかったので、今日は出発前に名古屋名物のモーニング。
エキナカにある喫茶店で、店内はゆったりとした雰囲気で、とても心地いい朝の始まりでした。
コーヒーとサンドイッチでお腹を満たしたら、鹿児島から使ってきた青春18きっぷの最後の欄にスタンプを捺してもらい、駅のホームへ。
今日は出発がここ数日に比べて遅かったのと、大都市だとこともあって通勤・通学の人でごった返す車内。
この感じなかなか久々です。旅ではなく、移動手段としての電車って感じです。
弁天島で途中下車。
名古屋を出発して約1時間半、今日最初に途中下車したのは弁天島。
ここは見たことあるのですが、水面に浮かぶ鳥居が好きで、つい降りて海沿い歩きたくなってしまいます。
車窓から見える景色も水上都市みたいでなんか好きです。
ゆるキャンの看板が。
舞台は山梨のはずだけど、この辺までなでしこ達は足を伸ばしてきてるのですね。
ゆるキャン好きなので、再度チェックします。
弁天島の鳥居。
ちょっと曇りだったのと時間帯もあって、思ったような景色ではなかったけど、やはりこの風景は好きです。
森とか山は晴れ以外でも風情があっていいですが、やっぱり海沿いは天気がいい日に走りたいですね。
弁天島駅 09:34〜浜松駅 09:47(東海道線)
弁天島を出発して、わずか10分ちょっとで浜松駅に到着。
一度だけ浜松駅周辺を散策したことはあったのですが、その時はあまり時間がなくて、そこまで見れずに終わったんですよね。
そこで今回は浜松駅で降りて、観光してみることにしました。
すると、面白いところを発見しました。
日本三大砂丘の一つ、中田島砂丘へ。
浜松駅からバスで約20分。
辿り着いたのが中田島砂丘。
全く知らなかったのですが、日本には三大砂丘があるらしく、その一つがここ浜松の中田島砂丘なんですね。
以前鳥取砂丘に行ったことがありますが、駅から結構離れた山の中にあったような記憶があります。
まさか街の中心部からバスでわずか20分程行ったところに、日本三大砂丘のひとつがあるなんて驚きです。
日本三大砂丘のひとつ、浜松の中田島砂丘。
鳥取砂丘と違って、ちょっと砂が荒かったり、草が生えていたりしていて、また違った雰囲気があります。
砂浜が荒々しい感じがいい。
鳥取砂丘は綺麗に整えられた砂丘ですが、ここ中田島砂丘は自然のままというか、ちょっとした物悲しさもありますね。
砂山を登り切ると、反対側は海。
季節のせいなのか、天気のせいなのか、ちょっと荒れた海でした。
振り返ると、今登ってきた坂道が。
砂が広がる向こうに、街並みが見えるのはちょっと不思議な感じがします。
そういえば、エジブトの写真も反対側は普通に街があると聞いたけど、こんな感じなのだろうか。
海岸沿いを散策していると、味わいのある流木を発見しました。
味わいがありすぎて、逆に偽物とまで思ってしまうレベル。これは本物なんだろうか。
鳥取砂丘はあの景観を維持する為に、定期的に草むしりをしてるらしいだけど、中田島砂丘はやってないのかな?
これはこれで面白い。
歩くたび靴が沈み込むような砂だから、生えている雑草もスルッと抜けるのかと、思いきやしっかりと根を張っていました。
浜松駅 12:27 〜 熱海駅15:14(東海道線)
浜松で砂丘を見た後は、今度は熱海まで移動。
東海道本線で浜松から熱海の間は快速列車がない上に、静岡県内の普通列車での移動ってめっちゃ長いので青春18きっぷの旅ではちょっとしんどい区間。
ですが、天気がいいと車窓から富士山が綺麗に見える区間でもあります。
東海道新幹線の車窓からも、一度もちゃんと見えたことがないので、今回は期待していたのですが、今回も富士山チャレンジは失敗のようでした。
東海道新幹線からも東海道本線からも、なかなか富士山がくっきり見えた事がありません。
今回も肉眼では、かろうじて見えるけど写真となるともはや見えない。。
熱海を散策
浜松駅から電車で揺られること約3時間。熱海に到着しました。
やっぱり静岡県の区間は長いなぁ。
熱海着てまず行くところは、もちろん足湯。
駅前に足湯があるっていいですよねぇ。
駅のNewDaysで買った缶ビールを片手に、足湯に浸かってボーッとするのが僕の熱海ルーティンです。
到着がちょっと遅かったので、仲見世通りの人混みも少し落ち着いていました。
仲見世通りを抜けて、坂を下り海へ。
道路沿いには、ヤシの木が。
南国のような雰囲気もありつつ、鄙びた温泉街の雰囲気も併せもつ熱海はとても魅力的です。
後は、金色夜叉の舞台の地ということもあって、所々に貫一とお宮の像や石板があったり。
駅からちょっと歩いただけで、街の雰囲気がガラッと変わるのがとても楽しい。
商店街とかのレトロ感のある喫茶店や土産物店にも、めちゃくちゃそそられます。
しかし、昔ながらの街並みの中にもところどころ新しいお店も。
熱海プリンという、なんともおしゃれなお店を発見。
銭湯をモチーフにデザインされているのですが、お店のデザインや雰囲気が街にマッチしていて可愛い。
可愛らしいお店だけあって、客層は若い女性やカップルがほとんどで、おっさん一人のお客さんは俺だけ。。
なんか、入るの気まずかったです。(笑)
商店街を見ると、昔ながらのお店と並んで、新しいお店も増えてきていて、古いものと新しいものが混ざり合ってる感も素敵です。
これは、一度温泉旅行で熱海に来てみたいものです。
2時間くらい散策したので、再び駅方面へ。
そういえば熱海の坂道を歩いていると、ちょこちょこと小道を見つけます。
どこに続いているんだろう。
こういうちょっとした小道って好奇心で行ってみたくなりますが、迷子になりそうなので眺めるだけにしておきます。
熱海駅 17:51 〜 桜木町駅 19:19(東海道線)
さて、ここからは関東ではお馴染みの路線に変わります。
懐かしの上野東京ライン。
籠原行きの電車。懐かしいなぁ。まあ俺は宇都宮線だったので大宮乗り換えとかでしたけど。
東海道本線では熱海から大磯くらいまでが1番好きかも。ここからしばらく海沿いを走ります。
夕暮れ時の海沿いを走る移動も良きです。
東京に来るまで海沿いを走る様々な路線に乗ってきましたが、車窓から見える海の表情ってやっぱり違うんですよね。不思議。
桜木町でみなとみらいを散策
上野東京ラインに乗れば、あとは今日のゴール東京駅まで一直線。
ですが、せっかく横浜を通るなら、やっぱりみなとみらいの夜景は見ておきたい。
ということで、途中で乗り換えて桜木町駅で途中下車。
実は生まれてから小学校3年生まで住んでいた横浜。
当時お出かけするとなったら、桜木町のみなとみらいや野毛山動物園、東神奈川のサティ(現在のイオン)の映画館とかが多く、大人になった今でも印象に残っています。
その頃の楽しい記憶もあってか、やはり横浜はいつ来てもワクワクします。特に桜木町駅を出た瞬間の高揚感はいくつになっても変わりません。
ただ僕が知っている、桜木町と同じところもあれば変わっているところもあり。
スキー場とかでよく見るゴンドラが、ここ大都会横浜に!?
でも、煌びやかで、華やかで、おしゃれで、THE横浜といった街並みは今も変わらず、やっぱりいくつになっても心が躍ります。
ただ、めっちゃ寒いです。
う海沿いということもあって、浜風が冷たい。
鹿児島からスタートし、南から北上してきたので防寒対策をあまりしてこなかったのですが、これ以上北上するならそろそろ装備を変えないと凍え死ぬ気がします。
さ、寒い。
北上するんじゃなくて、稚内スタートで南下すればよかったか?
桜木町駅 20:25 〜 東京駅 20:58 (上野東京ライン)
鹿児島の枕崎駅を出発して約1週間、ついに旅の前半戦のゴール!東京駅に到着しました!
やっと来たよ!東京!
普通列車だけを乗り継いで、時間をかけて東京駅に来ると、なんだかいつもの東京駅と違って見える気がしますね。
それにしても、本来なら遅くても4日で来られるところを寄り道して、倍近い時間をかけて来たので、正直ヘトヘト。
まあ、とりあえず日本縦断旅行の前半戦終了!お疲れ様でした!
本日の宿は『レンブラントキャビン 大久保』
というわけで、5日目は愛知県名古屋駅から東京都東京駅までの移動。
ここまで来ると『旅気分』というよりも『懐かしい気持ち』の方が勝ちます。
横浜と東京は昔住んでいたし、熱海なんかは青春18きっぷで出かけるときによく訪れていました。
本日の宿は、東京駅からちょっと移動して大久保の『レンブラントキャビン 大久保』
確か以前泊まった時は、ナインアワーズかファーストキャビンだったと思うのですが、設備はそのままに韓国っぽいテイストのおしゃれカプセルホテルに生まれ変わってました。
想定より3日ほど旅の行程が遅れているので、行ったことある場所では少しホテル代は抑えめに。
といっても駅からのアクセスもいいし、眺めもいいのは良き。
さて明日は東京時代の友人達と久々に会う予定なので、旅は一旦お休み。
4年ぶりの再会なので、とても楽しみです。
だけど、4年前より20kg近く太った僕を、彼らは受け入れてくれるのだろうか。
なんだか不安になってきました(笑)